Ray Dalio

220517 債券バブルは終焉へ。インフレ時代の次なる投資先

世界秩序が変わる:せまり来る債券没落と続くインフレ傾向

現金はゴミだ。債券も悪い。コモディティはビッグサイクルへ。

(今まで)債務は善 

→(将来)インフレへ

債券や債務も

パフォーマンスは良くないだろう。

あらゆる投資対象が

インフレの影響を根強く受ける。

コモディティーは

再度上昇の兆しを見せており、

それはビッグサイクルになる。

今までとは異なり、

負債を抱えることが

好まれない環境に突入することになる。

何が起こる??:金利高騰、テック企業の大暴落と…

 ◆金利コストが期待配当率を引き下げる

 ◆テック企業が大暴落

 ◆過激主義(右翼 or 左翼)の台頭:

  イデオロギーの戦いの始まり

  → 現行のシステムの退廃(米欧で)

⇒多様化のみならず、

 長期と短期資産を所有することで

 パフォーマンスを確保することが大切。

レイ・ダリオのポートフォリオ戦略:インフレに備えろ

インフレ耐性

の商品を持つ、

よりよく多様化した商品を所有すべき。

金(Gold)の保有について

Goldは保険証券のようなもの

◆中央銀行の3番目の準備通貨である

◆戦争時や信用危機の際に媒介通貨となる

◆負債に裏付けされていない唯一の資産である

◆国際的に取引がある

投資のコアではないが、

多様化効果をもたらす。

→ポートフォリオの

 15%程度の所有が望ましい

投資対象:『衝突の時代』が投資のキーワード

目の前にある社会的、政治的衝突が

大きな投資機会になる。

→良い損益計算書と

 バランスシートを持つ場所に

 投資機会がある。

個々の国々、

国の構成要素、

人々及び企業の

それぞれに注目

まとめ:衝突の時代には財務健全性がカギ

国内の衝突と財務不健全性が投資対象を決める

◆それらには苦境を乗り切れる

 バランスシートを備えている??

◆良い損益計算書、財務健全性があり、

 生産性をも備えているか??

◆十分に民主化されているか??

◆重大な国際戦争のリスク

 に備えることができている??

 ・債務がないか??

 ・財務が最小化されているか??

 ・よく多様化されているか??

投資先:レイ・ダリオ、新興アジアとインドに興味をしめす

〇新興アジアがとても興味深い

〇インドが興味深い

多様化して投資すること。

国際戦争の場合は中立国を注視すること。

 さらに

 資本市場に対する

 政府のコントロールを注視すること。

 おまけに

 外国為替の動向に注意すること。

レイ=ダリオの為替の着目点:多角的な視野をもつ

1つの通貨のみならず、

3つの主要通貨の関係を眺めることが大切。

最悪のインフレ、環境でも、

価値を毀損することはあれ、

兌換可能であることが必要。

バランスシートの悪い国の

不換貨幣の流動性を見ることが大事。

資本戦争の模様を考えることが大事。

参照

https://www.bridgewater.com/research-and-insights/ray-dalio-and-gmos-jeremy-grantham-on-how-theyre-seeing-the-world-right-now